あたりめ

 昨日の日記を書いたあと、友人から「いま家の近くのファミレスまで来たんだけど」という電話があったので、急遽外出。割と久々に会う友人だったので、何ごとかと思ったら片方の友人は21歳の誕生日を迎えるのだそう。あと15分で誕生日になる、という緊迫した(?)状況のなか、誕生日を迎えるにふさわしい場所を探してドライブするも、ぐだぐだに。結局コンビ二の横に路駐した車のなかで21歳をむかえるのであった。おめでとう(笑)。
 その後ファミレスで歓談。TOEICに対する苦悶というのは大学三年生に共通している様子。みんな留学とかなんとか、色々悩みは尽きないようだ。しかし、タフだ。僕が日頃つるんでいる愛すべき友人たちは、もちろん僕も含め、やはりヘタれだと思わざるをえなかった(笑)。27時頃帰宅。

 きっかり7時間睡眠をとってみたものの、前夜の食事+深夜のファミレス(僕だけ飲んだ)でのアルコールが抜けておらず、少し運動して、1時間ほどお風呂に入って読書。前夜も友人と話したのだけれど、段々とアルコールを処理する能力が落ちているな、というのを感じる。というか、疲れをとり、体調を整えるということに以前より意識を割かないと──という現実感はなかなか重い。
 お風呂の中で、再読していたジェイムズ・エルロイL.A.コンフィデンシャル』/(文春文庫)を読了。
 一度触れてしまうと、認識や感覚が変わらざるをえなくなってしまう作品や批評っていうものが誰しもぽつぽつあると思うんだけれど、僕のなかでエルロイという作家はまさにそれだった。アメリカ文学の潮流のなかで、確実に彼の作品から溢れ出している異常なまでの狂気。その存在は、文学だけでなくミステリやエンターテイメントという杓子定規であえて捉えたとしても異質であることは言うまでもない。
 そのわりに、批評的には扱いきれてないというのが現状のようなきがするエルロイに対しては、いつか僕がなにか書いてみたいな、と思いつつ、アルコールも抜ける。
 
 午後は家族で部屋の片付けに費やされてる。なぜかというと、9月の半ばに新しい子犬がやってくることになったからだ。もうこれが本当にとっても楽しみでしょうがない(笑)。去年犬が死んでしまってから、本当に寂しかった。いったいどんな犬に成長するんだろう、っていうのがすごい楽しみなんだよね。前もそうだった。きっと良い子でしょう(笑)。

 夜は祖父と祖母と家族で食事。これがもう非常に疲れてしまって、帰宅後はぐったり。

 久々に日記っぽくはなったかな。